<2015-ア-3>『今、そこにいる僕』視聴記録

今、そこにいる僕』("Now and Then, Here and There" / 大地 丙太郎 監督 / 岡村 明美 主演 / 倉田 英之 脚本 / 竹内 義和 原作 / AIC 製作 / WOWOW 配給 / 1999年)観てます。

<3話までのあらすじ>

下町にて平和な中学生活を送っていた主人公、松谷修造(通称シュウ)は、ある日町の煙突の上に少女を見つける。そのララ・ルゥと名乗る少女との出会いをきっかけに、シュウは年端もいかぬ少年兵たちが血みどろの闘いを繰り広げる異世界、ヘリウッドへと転送されてしまう。

水を争い近隣諸国と衝突を続けるヘリウッドにとって、水を操る力を持つララは大変重要な存在であったが、ララはヘリウッドへ一切協力しようとはしない。ヘリウッドから逃れようとしていたララをシュウはかばったが、そのせいでシュウは投獄され、拷問を受ける。獄中にて現実世界のアメリカからきた少女、サラと出会う。

 

 

<3話まで観て>

舞台設定に関しての細かい解説は今のところ無い。しかし、それでも主人公たちが異常な状況にいるということは明らかである。

・修造やサラは「視聴者である我々の住む世界」から、「ヘリウッド」へと転送された。

・ヘリウッドにおける兵士には老若いるが、アニメの場面を構成しているのは殆どが幼い子供たちである。戦争における非日常的行為と「幼い」精神の葛藤がアニメ上では描かれているが、仮に兵士たちが大人であってもそう遠くない種類の葛藤が生まれるはずである。

登場人物たちがここまで幼い設定である必要性は今のところ見つかっていない。これからは何故登場人物たちを幼くしたのかに着いても注目する。

・「水」を求め近隣諸国と争うヘリウッド。

・ララは何故日本にいたのか?